東京PRについて...
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Home > ビクトレックス > APTIV Lamination Capability |
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英ビクトレックス社、
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2009年9月14日VICTREX® PEEK™樹脂、VICOTE® Coatings(ヴァイコート)、APTIV® Films(アプティブ)をはじめとする高機能性材料を製造・ 販売する英国ビクトレックス社(社長:デビット・ハメル、本社:英国ランカシャー州)は、PEEK樹脂製フィルムの主要メーカーとして顧客製品の 開発サポート体制の更なる充実を図るため、英国ランカシャーの本社施設内に試作設備として、新しく高温真空ラミネーションプレスシステムを 導入した。この設備により、VICTREX PEEKを原材料とするAPTIV Filmsと他の様々な基材とを、接着剤を使用せずに接着することが可能となる。 同社日本法人のビクトレックスジャパン株式会社(社長:リチャード・オカップニャック、本社:東京都港区)でAPTIVフィルムマネージャー を務める大沼敏夫は「このプレスシステムを用いることで、APTIV Filmsが持つ熱可塑性材料としての特性を利用した、基材への熱による積層が 可能になります。既に、私たちは、厳密な管理の元でAPTIV Filmsを溶融させ、金属、織物、APTIV Films自体や他の樹脂フィルムといった基材への 強固な接着を実現しています。」と話している。 このプレスシステムは、APTIV Filmsを他の基材と溶融状態で密着させるため、最高400°Cの温度で稼働する。大沼は「これは、APTIV Films を効率よく加工するための高温能力を備えた、独自のシステムです。また、このシステムは真空環境で作動できるため、製品内部の気泡や空洞の 発生を防止することができます。」とコメントしている。 このシステムは、高精度な圧力制御に加え、時間などの諸条件に応じた温度、圧力および真空の加工サイクルがプログラム可能であるなど、 精巧なコントロール性能を特徴としている。さらに、様々なアプリケーションに要求される、低圧から高圧までの幅広い圧力管理が可能である。 また製品サイズは、最大500mm x 600mmまでの加工が可能である。 この新しい試作設備により、顧客は、様々な特性を併せ持つラミネート製品へのアイデアを作り出せることにより、高機能APTIV Filmsと 金属箔、不織布やメッシュなどの他材料とを組み合わせたアプリケーションを開発することができる。「ラミネーション能力の導入により、 私たちは、顧客が外部のラミネータを利用するよりも、評価や開発プロセスを迅速かつ効率的にサポートすることができます。私たちは、 APTIV Filmsと他材料との合成によって、ラミネート構造およびラミネート工程の開発や最適化をサポート致します。そして顧客は、 こうした開発の成果を、彼らのラミネータに情報提供することができます。当社では、新しいAPTIV Filmsベースのラミネート構造の開発を望む ラミネータの生産を直接的にサポートすることも可能です。」と大沼は話している。 APTIV Filmsは、高機能熱可塑性樹脂として広く知られるVICTREX PEEKを原材料とし、高耐熱性、耐薬品性、摺動性、耐加水分解性、 優れた機械的特性、卓越したバリア(透過)性、電気特性、優れた耐放射線性、高純度、燃焼ガスの低毒性といった様々な特性を柔軟なフィルム 形状で提供する。 尚、同社では、来る10月6日から幕張メッセで開催される「CEATEC JAPAN 2009(同社ブース:6D14)」に出展し、APTIV Filmsをはじめ、 同社樹脂素材を用いた国内海外での採用製品を展示紹介する。 |
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ビクトレックス社について: ビクトレックス社(Victrex plc)は英国に本社を置くVICTREX® PEEK™樹脂、VICOTE® CoatingsおよびAPTIV® Filmsの
製造業者である。これらの同社製高機能性材料は、様々な産業分野で利用されており、多くの優れた特性をバランス良く発揮することで、
コスト低減、高品質、他社製品との差別化といったメリットを顧客に提供している。ビクトレックス社の全製品は、ISO 9001により品質管理
されている。 |
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お問い合せ: ビクトレックスジャパン株式会社 |
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